価値の基準

どんなに「良い」と言われても、

そこに哲学が含まれていなければ、

いわば心、もしくは命が宿った「良いもの」とは言えません。

 

現代医療は確かに素晴らしい進歩を続けています。

が、しかし、医学の哲学もちゃんと付いてきているかは不明です。

 

オステオパシーの創始者、

アンドルー・テイラー・スティル博士は、

原理原則と共に多くの哲学を残されました。

 

その哲学もまた現代に生きているかは残念ながら不明です。

 

知識やテクニックは増えましたが、

ただそれだけのような気も致します。

 

物質的な価値基準が先行している現代では、

しかたのないことかもしれませんが、

 

創始者や、歴代のオステオパスが残したかったものは、

現代に届いているのかどうかは、ほんと分からないのです・・・

 

時代の反映により、哲学も変わるだろうとは思いますが、

または、必要以上に過去を美化するつもりもございませんが、

 

それにしても・・・という想いです。

 

テクニックさえ覚えれば、良いという傾向・・・

お決まりのセミナースタイルに、

或いはお決まりのテクニック自体に疑問を感じます。

 

いってしまえば、わたくしが行っているテクニックは、

一般的に見たらオステオパシーではないと、

お叱りを受けるかもしれませんが、

 

まぁ、正直言いますと、ベースではあるものの

はなからオステオパシーに拘っているわけではないので、

様々な治療法を組み合わせて自由に治療を行っている感じです。

 

それこそ、哲学さえ、しっかりしていれば、

治療法(キッカケ)は何でも良いと思っているくらいです。

 

もちろん、すべての哲学を理解出来ているわけではございません、

自分独自の考えの前進も含め、生涯考えていくことなのだろうと思います。

 

知識や技術を生かすのは、思考や意識、そして哲学だと考えます。

 

現代だからこそ、改めて価値基準の向上を考える必要性があると感じます。