ポジティヴな習慣性

負のスパイラルを堕ちていくことは、

ポジティヴなスパイラルへの上昇よりも、

安易に引き込まれるという意味で、簡単とも言える。


厳密には、ポジティヴの維持、

或いは境界線においての自力であり、

力は入れるより抜く方が楽なように、


ギリギリのラインでネガティヴの誘惑が勝ることの方が多い・・・


現代社会では、堕ちてしまった方が楽だと、

または、がんばることの否定はなくとも肯定もないような、

いわば、悪い意味での開き直りへの傾きの方が大きい・・・


しかも、残念なことにどちらかと言えば、

患者側より、治療側の諦めの方が目立ち、

これらを容認することが、変な話、常識になりつつある程に


現代人というよりは現代社会全体への病巣の広がりという具合です・・・


そういう意味で、

治療者側は、患者といっしょに

ネガティヴへと引き込まれないように、


それなりの技術、知識はもちろんですが、


覚悟、真剣さ、そして勇気が必要になるのです。


何故なら治療者側が勇気を与えなければ、

いったい誰が患者側に勇気を与えるのでしょうか?


自らが無いものを提供することは出来ず、

さらに口だけ、言葉だけの誤魔化しで、


簡単に逃れられるようなものではないのです。


つまり、術者も覚悟を決めて、

患者といっしょに闘わなければ、ならないのです。


一瞬の隙も見逃すことなく、自力を保たなければ、


たちまちネガティヴへと飲み込まれてしまうのです。


ある意味で、治療はどこか自己犠牲の

ようなものが前提ではありますが、

それ以上に患者はもちろん術者自身を救う為には、


やはり、ギリギリのラインでのポジティヴな自力なのです。


そのポジティヴを保つことが、

治療者側の責任のほとんどなのかもしれません・・・


治療はテクニックや知識だけでは成立は難しい・・・


ほんと、その通りだと思います。


一番、重要なエネルギーを養う努力が、日々求められます。


コツコツと努力致します。