病名に対する治療法

たとえば、腰痛椎間板ヘルニアの治療

という風に世間ではありますが、


原因が様々である限り、固定された治療法の確立は、

難しいと考えるのは不自然なことではなく、

むしろ、あたりまえのことなんだと思います。


傾向という意味での治療的戦略というのならば、

少しは理解が出来そうなものですが、

厳密には、具体的に限定されたものと決めつけること自体が

難しい事であると考える・・・


実際、ヘルニアによる腰痛や下肢への痺れなど、

腰痛全体の数パーセント程度のものと医学的に言われています。


静止している画像(レントゲン、MRI等)では、

診断に限界があり、ときに苦しい診断になることも

致し方が無いというのが現状なんだと思われます。


いろんな事を差し引いても、

数パーセントの為に最悪、手術という選択は

あまりにもリスクが高いものと考える・・・


その後、腰痛は無くなったが、脚の痺れは残ったり、

脚の痺れは無くなったが、腰痛は残るなど、

またあるいは、再発、慢性化、悪化などと、


手術というリスクを

背負ったわりには、なんとやら・・・

な結果を多く耳にします。


確率から言えば、

手技療法もたいして変わらないのかもしれませんが、


少なくとも、原因は個々に違うものであり、

さらに限定された原因とは限らないという姿勢で治療に臨むのなら、


手術という一つの可能性よりは、

広く、そしてリスクが低いことでしょう。

(もちろん手術が必要な場合は必要ですが)


そのまえに、必ずしも腰痛の原因は、

ヘルニア、脊柱管狭窄症、いわゆる坐骨神経痛など

というわけではないという理解が必要なんだと思います。


これらも一つの症状でしかないという考えです。

選択肢を狭め、リスクを必要以上に高めない為にも、


必要な考え方だと思います。