多面的なアプローチ

強い思い込みや、

自身の事にも関わらず無関心であったりと、

疾患を自ら作り出してしまう、または誇張してしまい

現実の症状とする、症状を悪化させることは珍しい事ではない。


心理的にもプラセーボ効果の

逆としてノーシーボ作用はあり、

治療内容に関係なく、症状を悪化させる要因となる。


水でさえ、毒にも薬にも出来るのが人間である・・・


身体の潜在的な部分では問題は明らかになっているが、

そのことに気付かない、また気付こうとしない、気付きたくない、

振り向きたくない、向き合いたくない、あわよくば臭い物にはフタという風に、


つまり、本人の自覚とは、違う部分で、

もちろん治りたい自分、そして治りたくない自分も居るのです。


治療における、これらの意味での

いわゆる迷いは、治癒に導くどころか、

身体の正常な作用までも狂わすと思われる。


人間の人格は心理的な意味で、多面的であり、

必ずしも今現在の自覚が主導権の全てではなく、

自覚に上るまえに多面的な総合的な判断をしているようで、


よって、納得しているようで納得に至らず、

了承しているようで了承に至らずと、


あたりまえですが、すれ違いや、

妥協する部分も含まれている。


100%のうち何割が納得で、何割が妥協なのか、

詳しく数字で表すことなどできませんが、

感覚としての、その割合バランスが心理的側面として、

治療の受け入れ、そして治癒にも繋がると思われます。


治療は、ただ身体に対してアプローチするだけでは、

効果が作用しないことがあり、


その場合には、精神や感情、心理的なレベルでの

アプローチも必要になってきます。


治療さえ受けていればOKとか、治療さえ行えばOKという、


浅はかな考えが通用する程、

人間は単純ではないということなんだと思います。


難しい身体問題を抱えている方は特に

それこそ多面的なアプローチが必要なんだと考えます。