物語

鍼灸師の方々なら分かることと思いますが、

たとえば、その股関節の痛み、足首の痛み、

ほんとうに関節のみの不調によるのか、どうか、


もしかしたら、内臓から、血管、神経などと、

少なくとも、関節だけと決めつけずに治療を進めることでしょう。


もちろん、ダイレクトに関節の問題ということも当然ありますが、

では、何故、たとえば踏ん張ることが出来ずに足首を捻ってしまったのか・・・

という所まで考えると、やはり内臓等の活力の低下等も考えます。


さらに、様々なストレス問題を加えますと、

たとえば、肩こりが、ただの肩こりではなく、腰痛がただの腰痛ではなくなる。


ただの肩こり、腰痛と、してしまった方が簡単です。


しかし、今現在、あるいは将来的な病気に関連していることも

実際、少なくない為、術者は慎重過ぎる程にカラダの状態を診ていく・・・


過去のトラウマ等も、そして近未来の状態も

今現在のカラダから診ていく・・・


そのようにカラダを診ていきますと、

今現在の状況がより詳しく把握でき、さらに将来的な予防もアドバイス出来る。


今現在の状態は、確実に過去からの積み重ねであり、

ストレスの蓄積の度合いより、今後のカラダの状態にも繋がっている。


ただの肩こり、腰痛にするのは簡単です。


しかし、有限とは言え、人生は繋がっているのです。


今だけに執着することは簡単です。が、


過去を振り返り、学び

未来への教訓として活かすことの方が大切だと考えます。


人生という物語を生きるのならば。