技術以上のもの

器量は、その人に対する他人からの評価・・・

とはいえ、ある程度の実績を積まなくては

当然、評価に値しないわけで、


しかし、ただキャリアを積めばいいと言うものでもなく、

その積み方にこそ、人々は偽りない評価を置くことだろう・・・


1回の出来事が、その人にとって評価としての

人生のすべてになるかもしれなし、


または逆にどんなにスゴイ実績を積んでも

評価されない人も居る・・・


そう、どちらにしても他人からの評価に

物事は左右しているようだ。


治療技術に限って言えば、

その治し方にこそ拘る必要があると思う。


いろんな良い治療法が存在するなか、


はじめに人々の関心は富や名声に心偏るが、

やはり次第に、その治し方、質に関心が向くことだろう。


何故なら、治療は一期一会的要素が強い。

きのうと、今日では、同じ治療でも効果が無いこともあり、

よって、過去の実績はもちろん大切なのですが、


治療は再現性なき成果、二転三転あたりまえと言う意味で、

今日の実績がすべてとなることもあり・・・

つまり、少なくとも名声は一瞬で消えることもありえるということ。


しかしながら、治療には時間が必要でもあり、

予測は出来ないが、患者さんに可能性や、希望を持たせなければ、

治療を続けるのは難しい・・・


となると、技術はもちろん必要なのですが、

術者の器量は、可能性、希望を与えるという意味で、

それ以上に求められるものと思われる。


治療家に限って言えば、技術だけではダメ、

器の幅を広げて、患者さんに可能性、希望を与える

信念、そして覚悟が必要になることでしょう。


他人の悩みや苦しみを受け止められる器が、技術をも凌駕すると考える。


あたりまえですが、けっきょくは人間同士、


根底にあるのは、単純に助け合いということですね。


少しでもお役に立てるように日々精進致します。