テクニック

歴史から学ぶ事は、間違いではない。

ただし、現状の改善という意味ならば・・・

 

しかし、逆に歴史に束縛されたのなら、

つまり歴史は繰り返す法則という亡霊にかどわかされたのなら、

逆効果として、むしろより強く執着させられることだろう。

 

そうであるならば、悲劇でもあり、笑えない喜劇でもある。

 

悪戯に誰かの時間を奪う、ヒドク言えば盗むことと変わりはない。

 

自身に善意があるならば、

その善意を前者として有効に実践してほしいと考える。

 

戦術(テクニック)とは、戦略があってはじめて効果に繋がる。

戦略もないのに、戦術ばかり重要視することは出来ない。

 

ただ、テクニックの数を並べただけでは有効とは言えない。

それぞれが有効となるような戦略が必須になるからである。

 

それは一定のルーティンに留められるものではなく、

直感や経験によって変化することが出来る幅が必要であり、

なおかつ考えて進めることが出来る

自律性のあるものでなくてはならないと考える。

 

今までの経験を信じる事も大切だが、

ときに捨て去る直感も必要であり、

 

両者の左右のバランスを保つ支点があるとしたら、

それこそ留まることのない自律性であり、

本能に従うという意味でのルーティンが存在すると思われる。

 

よって、治療は頭と本能で行うものであり、

少なくともテクニックに縛られたり、執着することではない・・・

 

と、そのように考える。

 

自身、今までその執着心で、

どれだけ患者さんの時間を奪ってきてしまったのかと、

反省するばかりである。