生き甲斐

事実に目を向けて行くことも大変だが、

事実から目を背けて行くことは、

それ以上に大変なことだ・・・


どちらも大変には変わりはないが、

しがらみ?無しに、しかし素直だが無防備に探求していくことも、

いろんなことに束縛され、見て見ないフリをすることも、

それぞれ、それなりの苦労ではあると思うが、

それでも前者の立場からすると、後者を気の毒に思うのです。


別にどちらかが良く、

どちらかが悪いということではなく、

せいぜい気持ち、気分の問題くらいだろう・・・


しかし、そんな気持ち、気分も

死ぬまで、どのくらい蓄積するかは知りませんが、

ストレスの度合いで見てみれば、かなりの差となるやもしれない。


偽り、とまでは申しませんが、

もしかするとネガティヴな葛藤は、ポジティヴな葛藤に比べて、

質という面では、たとえ同じストレスであったとしても、

その蓄積の仕方は、つまり密度が濃いと・・・想像するのです。


不安を煽ったり、脅したいと思っているのではなくw


治療家の姿勢として、

確かに前者は、世間の常識に呑み込まれ、

批判されがちであり、ときに弱気にさえなるが、


逆にどうだろう?後者は随分と口が達者でなければ、

治療とは別次元の困難に対し、これまた向かい合わずに

避けることばかりの毎日を乗り越えられない(皮肉も含むw)


口ばかり、いつまでも開き続け、

目と耳は閉じる・・・

患者さんの深刻な言葉に対してもそうなのだろうか?

まぁ、そうだとしなければ後者は勤まらないのである。


この仕事は、そんなに簡単ではない

遠い将来までこの仕事をして行こうという

長期のモチベーションには、ほんと損得以上の何かが必要だ・・・

でなければ、前者ですら挫けて塞ぎ込んでしまうものです。


前者、後者に関わらず、

何らかの生き甲斐がなければ、

この仕事は続けることは難しいと考える。


今朝、患者さんより、

腫瘍が少し小さくなったという報告を受けた・・・

まだまだ、治療の途中ではあるが、うれしい報告でした。

少なくとも次への努力のモチベーションには確実になる。


少しでも良い報告に繋がるようこれからも努力致します。


感謝致します。