知恵

現代では、様々なストレスの蓄積により、

自己治癒力が、いわばストレスの蓋により

押し潰され、本来の力が、なかなか発揮出来ないと同時に、

 

以前、効果のあった治療法の本来の力も

発揮出来ない状況と、特に治療者側は

冷静に判断しなければならない。

 

何故なら、治療を施しても、

患者さんの自己治癒力を高めることが出来ないばかりか、

その治療法は効果が無いというレッテルを貼られ

誤解されてしまうからだ。

 

その誤解は、勘違いとなり、

術者側は、もっと修行を積まなくてはダメ、

あるいは、この治療法はダメだから、

他の治療法へなびくなどと・・・(患者側も同じ心理だろう)

そんな原因をつきとめることをせずに

誤解という悪循環だけが廻る具合です。

 

それはオステオパシーでも同じである。

 

どんなに最高峰の技術を使っていたとしても、

ストレスの蓋に邪魔をされていたのでは、

本領発揮とは行かない。

 

伝説とも言えるオステオパス

ロバート・フルフォード博士は、

ホメオパシー、アレルギー治療、

ポラリティー、クリスタルヒーリング等で、

これらの問題に対応していたようだ・・・

 

詳しい治療内容は別にして、

重要な事は、オステオパシーだけの治療ではなかった事実である。

 

そもそも、アメリカでは、DO(ドクター・オブ・オステオパシー)は、

医師の資格であり、オステオパスはオステオパシー(手技)に限らず、

現実、様々な治療を患者に施しているのである。

 

よって、オステオパシーと他の治療法を合わせて使用することなど、

何ら不思議なことではなく、むしろあたりまえのことなのだ。

 

日本で言うところの単なる整体という感覚ではないことは確かである。

 

法律、風土、習慣等によって

手技しか施せないことの方が特殊な状況である。

 

熟練された術者は、口にはしないが、

ある程度のストレス問題の解決方法を知っていることだろう。

 

ひとつの治療法と見えても、

その中身は、複数の方法が合わさっているもの、と思われる。

 

施術における壁が存在する限り、

なんらかの解決方法は生まれるものと考える。

 

何故なら、人間は知恵ある動物だからである。

 

よって、壁に出くわしても、無視、あるいは仕方がないことと、

片づける、または考えることを止め思考停止となることは、

 

知恵ある動物としては、賢い選択とは言えないと考える。

 

手技だけではダメだと、19、20世紀に確認されたのなら、

21世紀では、それなりの前進がなければ、

 

それこそ賢さを忘れた知恵だと、言われてしまう。