原因

よく、真の原因に対して治療するだとか、

本当の原因にアプローチするだとか、

いっけん、耳触り良い言葉が聞こえてきますが・・・

 

真の原因って何?(笑)

と、この仕事を続ければ続けるほど思うのです。

 

先日、いわゆるギックリ腰の患者さんが、いらっしゃいました。

片方の脚を引きずりながら来院されました。

 

なんとか、治療後には痛み残るも

脚を引きずることなく帰れるようになり、

 

数日後の2回目の治療で、ほぼバランスされたようです。

 

しかしながら、そのギックリ腰の原因は、

ストレスはもちろん、内臓の不調であったり、

エネルギーのアンバランスであったり、

精神的なものであったりと、多様でした。

 

まだまだ、将来のことを考えて継続的に治療が必要でしょう。

 

さて、真の原因って、ほんと何?って感じです。

 

そう、全部です!

 

人間としての全部が原因になりえるのです。

 

だから、例えば、骨格の歪みを取り除いたから治ったとか、

筋肉のコリをほぐしたから治ったとか、

 

それらは、原因というよりは単なる症状であり、

症状に対しての治療は、けっきょく対処療法でしかなく、

 

その一側面の治療で、すべてがOKということでもなく、

 

全てが原因だとしたら、治療は果てしなく続きますw

ある程度のバランスまで、果てしなく問題を取り除いていきます。

 

よって、1回、2回程度の治療で、痛みがないからと、

自己判断で、治療を中止すると、いつかまた問題が発生、

あるいは、問題を大きくさせるということです。

 

 

以前、ギックリ腰だと思っていた症状が、

尿管結石によるものだったり、

 

または、婦人科系のからのものだったりと、

 

見抜けず、患者さんに無駄に辛い思いをさせた経験があるので、

 

これだけでOKということではなく、

 

大きな視点、人間全体を視野に入れて治療するという意味で、

 

真の原因という言葉より、

様々な要因からの原因という考え方が、

しっくりくると、個人的に思っています。

 

治療家の考えの偏りは、

問題に対しての視野を狭め盲目にします。

 

いつでも、広い視界を心がけたいと考えています。